雨漏りの原因
2020年07月17日

谷板からの雨漏り

こんばんは。

 

朝から予定には無かった雨が降り出して、驚きと「工事がずれこむやん!」と天候仕事なので仕方ないのですが、午

前中は頭の中で工事の段取りをどうしようかとずっと考えていました。

しかし、昼からは屋根瓦もしっかりと乾き何とか工事ができたのでひと安心。

 

谷部分からの雨漏り

橿原市で雨漏り修理のお見積り依頼をいただいて、現状確認にお伺いしてきました。

雨漏りしている部分を確認後、屋根上に上がると

2020717211933.JPG

築30ほどの燻し和瓦を葺いている屋根です。

雨漏りしている上には{谷}部分があり、銅板を使用している谷の一部に穴が開いていました。

この谷板に穴が開いて雨漏りする場合はすぐに応急修理などを行わないと、天井にできた地図(シミ)がどんどんと

広がっていきます。

 

202071721154.JPG

他の屋根面にも谷があり、状態を確認すると

2020717211637.JPG

銅板に小さな穴(黒い点)が開いています。

穴の横にあるグレー色の部分は以前に他業者がコーキングしたようで、その時も穴が開いていたのでしょうね。

今回はそのコーキングした横でも穴が開きだして、この状態のままでおいておくと穴がどんどん広がって雨水が漏れ

始めます。

 

雨漏りの修理方法

この谷板は劣化しているので、銅板からステンレス板への取り換え工事を行えばしっかりと止まります。

屋根材(燻し和瓦)は表面上の変色は多少ありますが全く問題なくいので、雨漏りさえ止めれば今後もこの瓦が家を

雨から守ってくれます。

 

明日は曇り空の天気予報。

雨はもう当面降らないでほしい!という願望はありますが、明日も安全第一で工事を進めていきます。