上牧町

上牧町で瓦屋根修理を行う目安は？

修理方法や業者の選び方をご紹介

上牧町はファミリー層が暮らしやすい街として注目を集めており、中古住宅を購入して移住してくる人も増えています。また、親から受け継いだ家に代々住み続けている方もいらっしゃるでしょう。昔ながらの住宅は瓦屋根が用いられていることも多く、寿命は長いものの定期的なメンテナンスや修理が必要です。ここでは、瓦屋根修理を行う目安や修理方法などを詳しくご紹介します。

1. 上牧町で瓦屋根修理を行う目安

上牧町で瓦屋根の住宅にお住いの方は、次のポイントに留意して瓦屋根修理の時期を決めると良いでしょう。

1-1. 耐用年数が近づいたとき

瓦屋根修理を行う目安は、瓦屋根の耐用年数が近づいてきたときです。

瓦屋根の耐用年数は瓦の種類によって異なり、セメント瓦が20年～30年、粘土瓦が50年ほどです。

瓦屋根の施工時期を確認し、耐用年数が近い場合は修理しましょう。

1-2. 劣化症状が現れたとき

瓦屋根の寿命ではなくとも、劣化症状が現れたときは修理を行うサインです。劣化症状は瓦の塗装の剥がれや色あせ、ひび割れなどがあげられます。放置をすると雨漏りのリスクがあるでしょう。また、瓦のズレも瓦が落下する可能性があるため、早めに修理する必要があります。

1-3. 瓦屋根のメンテナンスの目安

瓦屋根の寿命は粘土瓦なら50年ほどと長いものの、定期的にメンテナンスを行った場合に限ります。外観的に劣化の症状が見られなくても施工から20年、30年、40年のタイミングで点検しましょう。一般的に瓦屋根は、施工から20年ほどで瓦のひび割れや破損など経年劣化の症状が出始めます。また、施工から30年ほどで下地が劣化するため、雨漏りなどのトラブルが発生しやすくなります。施工から40年ほどで瓦屋根全体が劣化するため、葺き替え工事など大きな修理が必要となるでしょう。

2. 瓦屋根の修理方法

瓦屋根の代表的な修理方法は、次の4つがあげられます。

2-1. 瓦の差し替え

瓦の差し替えは、瓦の塗装の劣化や割れを修理するために用いられる工法です。

既存の瓦と同じ屋根瓦があれば、交換するだけなので短時間で完了します。

しかし同じ屋根瓦が見つからない場合、既存の瓦屋根と色味や質感が変わってしまうケースもあります。

2-2. 漆喰の詰め直し

漆喰の詰め直しは、漆喰の剥がれを修理するために用いられる工法です。漆喰は瓦を固定するために塗られており、施工から時間が経つと徐々に剥がれてきます。漆喰が剥がれたまま放置しておくと雨漏りを引き起こす原因となるため、漆喰を詰め直して補修するのです。

2-3. 棟瓦の取り直し

棟瓦の取り直しは、棟瓦の崩れを修理するために用いられる工法です。棟瓦は屋根の頂上に積まれている瓦で、まっすぐ並んでいなければなりません。しかし、地震や経年劣化で崩れてしまうことがあり、瓦の落下を引き起こすリスクがあります。放置しておくと、雨漏りを引き起こす原因にもなります。

2-4. 葺き替え

葺き替えは、瓦屋根の耐用年数に近づいていたり、大規模な雨漏りを修理したりするために用いられる工法です。瓦屋根修理の中で最も大がかりな工事で、既存の屋根材をすべて撤去し、新しく張り替えるというものです。瓦屋根から瓦屋根に張り替えるだけでなく、スレートやガルバリウム鋼板など、さまざまな屋根材を選べます。葺き替え工事は瓦だけではなく下地も補強するため、屋根の強度を高めることが可能です。ただし工事費用は高額で、工期も7日～10日と長くなります。

3. 上牧町で瓦屋根修理を依頼する業者の選び方

上牧町で瓦屋根修理を行っている業者は多いですが、その中から信頼できる業者を選ぶ際は、次のポイントをチェックしましょう。

3-1. 相見積もりする

上牧町で瓦屋根修理業者を選ぶ際は、複数の業者で相見積もりをするのが基本です。

同じ工事内容で見積もりを出してもらうと、費用相場を把握できます。

見積金額や工事内容を比較し、最適な業者を選びやすくなります。

3-2. 現場調査が丁寧

瓦屋根修理を行う際は、現場調査を行うのが一般的です。しっかり屋根の破損状態を確認するほか、施工面積を測定したり屋根材を確認したりする業者は、丁寧に調査を行っているといえます。現場調査を丁寧に行うとスムーズに修理作業が行えるほか、見積もりと実際の工事費用に差が出にくくなります。悪徳業者は簡易的な調査しか行わず、施工不良となることもあるので注意が必要です。

3-3. アフターサービスがある

瓦屋根修理業者を選ぶ際は、アフターサービスも基準になります。施工後に一定期間の保証がついていたり、定期点検のサービスがあったりする業者は、安心して任せられるでしょう。ただし、免責事項などはしっかり確認しておく必要があります。