御所市

御所市で瓦屋根修理をしたい！

瓦屋根の寿命や修理業者の選び方をご紹介

御所市は自然が美しく、瓦屋根の日本家屋も数多く見られる土地です。瓦屋根が劣化してきたため、メンテナンスをしたいという方もいらっしゃるでしょう。瓦屋根の寿命がどれぐらいなのか、気になるところです。ここでは、瓦屋根が劣化する原因や、御所市の瓦屋根修理業者の選び方についてご紹介します。

1. 瓦屋根の寿命は？

瓦屋根の寿命は、瓦の種類や気候条件、定期的なメンテナンスなどによって異なります。通常、瓦屋根の寿命は50年ほどです。では、日本瓦とセメント瓦の寿命を見てみましょう。

1-1. 日本瓦

日本瓦は、非常に耐久性が高く、適切なメンテナンスが行われれば、50年から100年ほど使用できます。

粘土を原料としており、高温の窯で焼きあげられるため、耐火性に優れているのが特徴です。
日本瓦の中でも、釉薬瓦はとくに耐久性が高いことで知られています。

1-2. セメント瓦

セメント瓦は、セメントを主成分とした瓦で、1970年代から1980年代に建てられた家に多く使用されています。寿命は日本瓦より短く、20年から30年です。日本瓦よりも価格が安くなるものの、着色されているため、年月とともに塗膜が劣化します。表面塗装を行わなければ、寿命よりも早く劣化する場合があります。

2. 屋根瓦が劣化する原因

瓦屋根が劣化する主な原因は、次の5つです。

2-1. 日光

日光に含まれる紫外線は、瓦の表面に直接当たり、時間の経過とともに瓦を劣化させます。

また、日中の高温で瓦が加熱されると、その熱により瓦の材料が膨張し、日が落ちると収縮します。
この繰り返しにより、瓦を徐々に劣化させ、ひび割れや剥がれを引き起こす原因となるのです。

2-2. 雨風

風は屋根に圧力をかけ、瓦が剥がれやズレを生じさる可能性があります。とくに古い瓦や適切に固定されていない瓦は、風による圧力を受けやすいでしょう。また、雨水に含まれる酸性成分や他の化学物質が瓦の表面に付着することで、瓦の表面が浸食されます。これにより、瓦の表面が削れたり薄くなったりして、劣化が進行するのです。

2-3. カビ

瓦の表面や隙間に水がたまることにより、湿気と水分が発生し、カビの繁殖を促進します。日陰や通気の悪い場所では湿気がたまりやすく、カビの発生がより顕著になるのです。

2-4. 藻

藻も、カビと同様に湿度が高く日光の当たりにくい環境で繁殖します。瓦屋根の表面は、雨水や霧などによって湿気がたまりやすく、日陰になりやすい部分もあります。藻の繁殖が促進され、瓦屋根の劣化を促すほか、外観も悪くなってしまうでしょう。

2-5. 自然災害

地震によって建物が揺れると、瓦が崩れたり落下したりすることがあります。また、地震によって屋根の構造が損傷し、瓦が安定性を失うこともあります。自然災害の後は、瓦屋根の点検を行う必要があるでしょう。

3. 御所市で瓦屋根修理を依頼する業者の選び方

御所市で瓦屋根修理を依頼する場合、次のポイントに留意して業者を選びましょう。

3-1. 施工実績を確認

御所市で瓦屋根修理を依頼する場合、施工実績を確認することが大切です。

施工数が多いのはもちろん、自分の家の屋根と同様のケースを修理した実績があるかに注目してください。
同様のケースを修理した実績のある業者なら、安心して任せられるでしょう。

3-2. 小さな工事でも快く引き受けてくれる

瓦屋根修理にはさまざまな種類があり、工期や費用も異なります。業者の中には、利益が少ない小さな工事は引き受けないところもあるのです。小さい工事でも快く受けてくれる業者は、利用者第一主義の良心的な業者といえます。

3-3. 施工後の保証が充実しているか確認する

施工後の保証が充実している業者は、責任を持って施工を行っており、技術力の高い傾向があります。問題なく施工を行う自信があるからこそ、アフターサービスが充実しているのです。アフターサービスがないと、修理後すぐに不具合が生じた場合も、お金を払って再修理しなければなりません。保証期間が長い業者を選びましょう。

3-4. 訪問営業している業者は避ける

瓦屋根修理業者の中には、訪問営業をしているところもあります。瓦屋根の状態が悪いから修理すべきだと、工事の依頼を促す業者です。とくに、火災保険を利用すると無料で修理できるなどと、謳い文句を言う業者は避けましょう。すべての訪問営業業者が悪いわけではありませんが、実店舗のある業者に依頼する方が安心です。