雨漏りの原因
2021年03月03日
二階屋根から一階の部屋まで雨漏りしていました
こんにちは。
3月に入ってだんだんと昼間は暖かくなってきて、一年の中でも屋根上で動きやすい季節になってきました。
三郷町で「雨漏りしている」とお聞きして、まずは現状確認にお伺いしてきました。
お客様から話を聞いていると、一階の天井に黒いシミができて、強い雨になるとその黒いシミの部分から雨水がポト
ポトと床まで落ちてくるようです。
漏れている場所を確認できたので、次は屋根に上がって状況確認と雨漏りしている原因を探していきます。
築40年ほど経過している屋根で、カラーベストを葺いています。
一階の部屋のすぐ上に一階屋根があるのですが、その屋根は全く問題なかったので次は二階屋根を調べていきます。
二階屋根に上がると漏れている原因がすぐにわかりました。
屋根の接点部分にある{谷}という所で谷板には銅板を使用しています。
その谷の中でも一番水が流れる谷芯部分に大きな亀裂が入っていました。写真のような亀裂があると、ここから雨水
がどんどん入っていきますね。
雨漏りしている原因は二階屋根にある谷からですが、その雨水が二階の部屋の壁を伝って一階の部屋まで流れている
状態です。
やはり谷から雨漏りする時は、大量の雨水が家の中へ入り込みますね。
点検にお伺いした翌日には雨が強く降る予報なので、このままではほっとけないので応急修理を行うことに。
この亀裂の上にコーキングをしっかりと塗り込んで雨水が入り込まないようにします。
この補修だけで雨漏りは止まるので、後日に屋根の補修にお伺いするまでは十分雨漏りから家を守ってくれます。
こちらの内容をYouTubeにもアップしました。
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