雨漏りの原因
2021年01月12日

雪で工事を休むのは久しぶりです

こんにちは。

今日は朝から雪であっという間に屋根が真っ白になりましたね。

この状態で仕事をするのは危険なので工事は休みにしました。

しかし奈良盆地でこれだけ雪が降るのは久しぶりで、「もしかして雪が積もるのかな…」と良い意味(子どもと雪遊

びができる!)でも良くない意味(仕事がストップする)でもドキドキしました。

 

大和高田市で先日から工事を進めていた雨漏り修理の現場が完工しました。

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棟瓦から雨漏りしていたので棟の積み替え工事を行う事に。

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瓦のいたる所でコーキングを思い切り塗っているので、瓦一枚を取り外すのも大変です…

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棟瓦を取り外し(後で再利用します)と下地の葺き土を取り除き、棟瓦に隠れて見えなかった部分を確認します。

隅棟から雨漏りしている時は、この斜めに瓦を切っている隙間から雨水が流れ込んでいるのがほとんどです。

 

瓦の隙間があまりにも広かったりカットの仕方が悪く水を引き込む場合は、上の写真で一部新しい瓦に差し替えてい

るような補修・調整を行います。

ここが表面的なコーキング補修や漆喰塗り替え工事との大きな違いですね。

 

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葺き土は以前に使用していた粘土の土ではなく、南蛮漆喰(この寒い時期は不凍液入り)で棟瓦を葺き直していきま

す。

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棟の一番上に葺いている{雁振り瓦}はホルマル銅線で固定して仕上がりです。

これで今後は雨漏りの心配無く安心して過ごしていただけますね。

 

明日からは天候が回復して良い天気になりそうなので、安全第一で工事を進めていきます。