屋根葺き替え工事
2018年03月10日
大量の葺き土を使っています
今日から大阪市内で屋根の葺き替え工事が始まりました。
晴天で雨の心配もなく屋根工事日和です。
施工前の燻し和瓦です。
二階建ての連棟長屋で、真ん中の家のみを工事します。
瓦のほとんどは瓦下にある葺き土に、グッと馴染ませて固定する葺き方で、昔はこの工法が標準でした。
ではどこで瓦を固定しているのか?になるのですが、軒先の瓦一列に銅線で固定しているのが多いですね。
瓦下の葺き土です。大阪市内の屋根は少量の葺き土を使っているのが多いのですが、こちらの屋根では下地木材が見
えないほどの土を使っていました。
葺き土を多く使えばそれだけ瓦の裏側に土が引っ付くので、丈夫な屋根になりやすいです。
昔に葺いた職人さんが「シッカリと葺こう!」という気持ちが伝わります。
今日は瓦と葺き土を取り除き、ブルーシートを貼り付けて終了です。
後は大工さんに下地木材工事をお願いしているので、後日にお伺いします。