雨漏り修繕工事
2017年04月17日
雨漏りの修理
奈良市でお世話になりました雨漏り修繕工事です。
銅板を使用している{谷板}の一部で亀裂があって、そこから雨がかなりの量で雨漏りしていました。
築25年ほどの屋根です。燻し和瓦を葺いているので瓦は全く大丈夫ですが、銅板を使用している谷部分は
雨漏りしやすい場所ですね。
すごくわかりにくいですが、指の先で亀裂が入っています。
この見えにくい小さな亀裂ですが、ここから大量の雨が漏れています。
谷板周りの瓦を取り外し、新しい谷板を入れる前に防水下地材(紫色の材料)を取り付けます。
この谷部分に合うように、ステンレス板を取り付けます。
この谷板は8mと長いので、4.5mと4,5mと分けて加工しています。
これで、谷部分は紫色の防水下地とステンレス板で二重の防水です。
谷板周りの瓦を葺き直しです。
谷板と葺き土の間に南蛮漆喰を入れて、瓦はホルマル銅線かステンレスビスで固定してきます。
施工後です。
これでバッチリと雨が止まりました。