雨漏り修繕工事
2017年03月14日
雨漏りの原因
三郷町で雨漏り修繕工事の現場です。
当社のタウンページとホームページを見て、お問い合わせを頂きました。
二階の天井で雨漏りしていて、屋根上へあがるとその原因がはっきりと確認できました。
アンテナから1mほど右側あたりで雨漏りしています。
お客様の屋根では雨漏りの原因は2つあり、一つ目はアンテナ下の瓦を重ねている{陸棟}部分。
陸棟からの雨漏りは、{棟瓦の勾配が緩くなっている・棟瓦下にある面戸漆喰の塗り過ぎ}により
雨水が屋根裏へ入っていきます。
二つ目は{コーキングの塗り過ぎ}
雨水が一番多く流れる瓦の真ん中部分に、コーキングを塗りこんでいます。
通常ではこのようにコーキングを塗らなくても、雨は入りません。
逆に雨漏りします。
コーキングを塗っていてもどこかに穴や隙間があり、そこから入った雨水が外に出ようとするとき、
表面にコーキングを塗っているので水が抜けなくて、瓦の重なっている内側で雨水が溜まってしまい、
限界を超えると瓦の後ろ側へ溢れます。
(上の写真がその溢れている状態)
「瓦自体はまだまだ大丈夫です。」とお話してから、お客様がどのような工事を希望しているのかをお聴きして、
雨漏りしている部分と傷んでいる部分の補修を行うことになりました。