雨漏りの原因
2020年06月15日
大和郡山市で雨漏りの点検です
こんにちは。
雨上がりの月曜日、朝から蒸し暑くて真夏が間近になっているのを肌で感じていました。
大和郡山市で雨漏りの点検
今日は大和郡山市本庄町で雨漏りしているお客宅へお伺いしました。
まずは雨漏りしている場所をお聞きして、屋根上にあがります。
雨漏りしている上部に屋根の取り合い部分の間にある、{谷}があります。
雨漏り修理の中でも谷部分から漏れるのが多く、屋根に上がるとすぐに「谷だろうなー」と見当が付きます。
谷からの雨漏りは銅板に穴が開いているか、谷の水下あたりの原因が多いです
指で指している辺りから水が入っています。
お客様に確認すると大きな雨やゲリラ豪雨の時だけ漏れるようです。通常の雨でも漏れるのならば銅板に穴が開いて
いるのがほとんどですが、今回はそれではありません。
谷板に近づいてみるとやはり銅板の穴は開いていませんが、指の下にある地瓦から水が入った可能性があります。
普通の雨ならば地瓦の谷芯(真ん中)を通って水は流れていくのですが、ゲリラ豪雨になると指で指している地瓦に
大量の水が流れて瓦が水を受けきれる限界量を簡単に超えます。
修理方法はまず銅板からステンレス板へ{谷の入れ替え工事}を行い、今回は指で指している地瓦の上にもステンレ
ス板を被せて大量の水が来ても瓦の上に直接水が流れないようにします。
築30年ほど経過していますが瓦自体は大丈夫なので、谷板の修理さえ行えば今後もずっと屋根瓦が家を守ってくれ
ますね。