棟瓦葺き工事
2017年01月31日

棟瓦の補修工事

生駒市でお世話になりました棟瓦の積み替え工事の現場です。

 

棟瓦の下にある{面戸漆喰}を塗り過ぎているために、下地の葺き土が常に濡れている状態でした。

お客様と相談して、表面だけの漆喰塗り替え工事ではなくて{棟瓦の積み替え工事}を

行うことになりました。

 

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施工前の棟部分で、面戸漆喰の表面に{苔}が生えています。

この苔が生えているのは面戸白漆喰の内側にある、葺き土が常に濡れている証拠です。

この状態になると、雨漏りする可能性が出てきます。

 

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棟瓦の下にある葺き土です。 塗り過ぎている面戸漆喰が雨水を吸い込んで、葺き土が濡れています。

濡れていない葺き土はしっかりしていますが、一度濡れた葺き土は粘着力がなくなり傷んできます。

 

棟瓦は再利用するので一時取り外して、傷んでいる下地の葺き土は撤去処分します。

 

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棟瓦を取り外して、棟瓦下に隠れている見えない部分にある瓦の確認をします。瓦と瓦の間に大きく隙間が開いていました。

これだけ開いていると、雨漏りする可能性があるので補修が必要です。

 

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新しい瓦を葺いて、隙間を少なくします。

 

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棟瓦は粘土の葺き土を使わずに、南蛮漆喰だけで葺き直します。

 

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傷んでいる棟瓦は新しい瓦に差し替えて、

棟瓦の一番上にある、紐丸瓦はホルマル銅線で固定します。

 

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施工後です。

屋根で一番傷みやすい棟瓦の補修工事を行ったので、これで屋根に関して安心していただけます。