雨漏りの原因
2020年08月30日

雨漏りしてい場所は一カ所ですが、原因は複数ある時があります

おはようございます。

 

先日は何度か強い夕立が降りましたね。

あれだけの雨風があると、その後に数件雨漏りのお電話をいただくのですが、今回は去年に修繕させていただいたお

客様からでした。

まずは現状を確認するためにお客様のご自宅へ。

 

同じ場所から再度、雨漏りしていました

三郷町にある以前からお世話になっているお客様で、雨漏りしている場所を確認。

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一階の屋根で、先日の強烈な雨風の時に同じ場所で水が落ちてきたようです。

私自身も「なぜ?」と考えましたが、原因を突き止める必要があります。

 

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↑写真のコーキングと軍手を置いている場所が、雨漏りしているすぐ上の屋根です。

今までの経験上、台風や強い風を伴った夕立などで雨漏りする時は、一階屋根と二階壁の接点部分か窓際又はサッシ

周りから水が浸入することが多いので、以前に補修を行った時も壁際を中心に補修を行っていました。

 

先日の補修に不具合がないかの確認を行い、周りの瓦を数枚外して下地の葺き土が濡れているかどうかを見ましたが

濡れていません。

他にも水が入った跡が無いので問題なさそうです。

 

念のためにその上の二階屋根を確認すると

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すぐ上に銅板を入れている{谷}があります。

まさかと思いその銅板を見ると

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原因がありました…

去年の時点で私が二階家根まで見ていなかったミスです。

谷下にある瓦を取り外すと下地の葺き土が濡れていたので、原因もここで間違いないです。

次に雨が降ると再度雨漏りするので、コーキングを上に塗って水が入らないように応急修理を行いました。

 

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写真は私が手書きで書いたものです。

 

今回は二階家根にある谷板(銅板)の穴が開いたことで水が浸入し、二階の部屋からは雨漏りの跡が無く横の壁の中

を通って一階の天井で雨漏りしています。

このような事はごく稀にあるのですが、見逃していました…

また、外壁が古かったり亀裂が入っていれば、そこから外へ水が流れていた可能性がありますが、外壁塗装が新しく

防水効果がしっかりしているので外側へ水が抜けなく、壁の中を伝って一階の天井まで流れてしまったのですね。

 

雨漏りしている原因は複数考えられる、と頭の中では考えていたのですがお客様にご迷惑をお掛けして、今回の事を

反省して今後に繋げて、当社職人さん達ともこの事を共有していきます。

まだまだ勉強ですね。