雨漏りの原因
2020年08月28日
見た目は問題ありませんが、雨漏りしています
こんにちは。
朝から雨が降って気温がいくらか下がってくれると少し期待したのですが、思い切り蒸し暑くなりましたね。
まだまだ熱中症対策を行っていきます。
隅棟から雨漏りです
先日に奈良市で雨漏り修理の打ち合わせにお伺いしてきました。
漏れている場所を確認後に屋根上にあがると、
築30年ほどの燻し和瓦の屋根で、見た目は全く問題ありません。
数カ所で面戸漆喰の補修を行っているので、以前に違う屋根業者が補修したようです。
雨漏りしている原因は、瓦を重ねて葺いている{隅棟}から水が入り込んでいます。
修理方法は隅棟を一度取り外し、棟瓦に中にある白漆喰と葺き土を取り除き、見えない部分の瓦を調整した後で棟瓦
を葺き直します。
以前に補修した業者は表面の面戸漆喰のみ塗り替えたので、雨漏りが止まらなかったのですね。
雨漏りしている部分です。
軒先の化粧板が雨漏りで傷んで、このまま雨漏りしていくと化粧板だけではなく垂木(角材)まで劣化してくるので
早めの補修を行う必要があります。
瓦自体は表面上の変色などがありますが、まだまだ屋根材として問題なく、雨漏りさえ止めればこの屋根瓦が雨など
から家を守ってくれます。