屋根瓦修理
2020年03月18日
あと20年もてばいいとお聴きしました
明け方に真っ赤な太陽を見れて、朝から良いスタートです。
写真ではわかりにくいですが大きく真っ赤に染まっていて、綺麗な太陽でしたね。
今日は三郷町で現状確認にお伺いしました。
築35年ほどのシルバー瓦(陶器和瓦)を葺いています。
全体的には瓦のずれや割れは無いですが、よく見ると
瓦が数枚、写真のように縦割れしています。
割れた原因は瓦の固定に鉄釘を使用しているからです。
年月が経つとその釘が錆びて釘穴を圧迫して写真のように割れて、ここから雨漏りしていました。
お客様にどのような屋根工事を聴くと、「あと20年ほどこの屋根瓦が耐えたらいい」とのことです。
20年後にはこの屋根瓦は55年経ち、そんなにこの瓦はもつのか・・・
割れた瓦の補修は差し替えだけで済みますが、現状の瓦であと20年耐えれるかは疑問です。
屋根工事の種類としては、現状の瓦のまま修繕を何度か行いながら20年もたせる方法。
又は、屋根の葺き替え工事を行うかです。
修繕する場合は経年劣化で割れてくる瓦が今後も出てくるので、数年ごとにお伺いして瓦の差し替えを行っていきま
す。築35年ほどなので現状では数枚の差し替えだけですが、5年後・10年後にはかなりの枚数の差し替えが必要
になってきます。
葺き替え工事はどうしても費用が高くなるので、お客様と打ち合わせして修繕か葺き替え工事の良い点やデメリット
などを伝えながら工事内容を決めていきます。