雨漏り修繕工事
2018年04月18日
棟瓦の接点から雨漏りです。
朝一番に倉庫で今日行う工事の準備をしている時は小雨がパラパラ。
天気予報を見ると雨が止むとわかっていても「工事ができるのかなー」と少し心配になります。
奈良市で雨漏りの修繕に行ってきました。
瓦が折り重なっている所から雨漏りしています。
必要な部分の瓦を外していくと下地の葺き土が雨に濡れてボトボトです。土が濡れている部分と乾燥している部分と
はっきりわかります。
屋根端の瓦がきちんと収めていなくて、無理な工事をしていたので雨水が入り込んでいました。
もう少し瓦と土を取り外していくと、壁際の瓦でも収まりが悪い部分があります。
壁際に水切り板金と新しい瓦を使い、壁のほうへ雨水が流れないようにします。
下地の板金工事後は棟瓦を葺き直していきます。
現状は粘土の葺き土を使用していましたが、今回は南蛮漆喰で葺き直します。
仕上がりです。
これで雨水がきれいに流れて、雨漏りは止まります。