屋根瓦修理
2017年04月20日
降り鬼瓦の落下
三郷町で屋根の工事中に、お隣の方から「私の家の屋根瓦がずれているから見てほしい。」と言われたので、その
場所からお客様の屋根を見上げると、その場所がすぐに確認できました。
二階屋根の{降り棟}で、アンテナの左下あたりで土が見えている部分です。
「あんな上から鬼瓦が落ちたら、瓦がボロボロになっているやろうなー」と思いながら屋根上に上がりました。
一階屋根の波板に鬼瓦が引っ掛かっていました!
この瓦が下まで落ちた場合はかなり危険なので、ここで引っ掛かってくれて一安心です。
この瓦が落ちた時には、相当な音がします。
違うお客様の家で、夜中にこの鬼瓦が落ちた時には「何事かと思って飛び起きたわ!!」と話していました。
本当にその通りだと思います。
鬼瓦が落ちたことで、鬼瓦の台座瓦と一階屋根の地瓦が数枚割れています。
他の現場で降り鬼瓦が落ちた時は多くの瓦が割れるなどもっと被害が大きいのですが、波板がクッション代わりに
なったのでしょうね。
落ちた鬼瓦を見ると、鬼瓦を固定していた銅線が切れています。
降り棟の先端にある土が見えている部分に鬼瓦が付いていたのですが、経年劣化などで銅線が切れたのですね。
お客様は「とりあえずは、傷んでいる部分だけの補修で。」の希望なので、外れた鬼瓦の取り付け工事と一階屋根の
割れている瓦の差し替え工事を行うことになりました。