屋根葺き替え工事
2017年04月14日
かなり多くの葺き土を使用しています。
天理市の現場で既存瓦撤去の工事が始まりました。
工事内容は{燻し和瓦から燻し和瓦への葺き替え工事}です。
築135年の主屋です。
瓦を取り外すと下地に{葺き土}があり、かなりの量を使用しています。
この葺き土は年数が経過してくると劣化やズレが出てくるのですが、下地の木材(横桟)と葺き土がしっかりと
引っ掛かっているので、葺き土がズレていません。
また、途中でしっかりと瓦を銅線で固定していたので瓦のズレもほとんどありませんでした。
築100年以上を経過している屋根瓦はズレているのが当たり前なのですが、それが少ないので「昔の職人さん
はかなり丁寧な仕事をしていたんだなー」と感じます。
瓦と葺き土を取り除いた屋根面にはブルーシートを張り、雨養生を行ってから本日の工事を終了しました。