代表の奥野です。
2017年04月13日

屋根業者?が修繕した後の点検

2年ほど前に当社とは違う屋根業者?が修繕した屋根の点検を本日行いました。

 

以前の業者が修繕してから、棟部分からペンペン草(雑草)などが生えてくるので再びその業者に問い合わせたよ

うです。そして最近にその業者が来て雑草の撤去と少し補修を行った後、お客様の不安を煽るような事を言って、

再度修繕工事(かなり高額)を進めてきました。

 

訪問業者あるあるですね。

 

それでお客様が疑問に思い、色々なご縁で当社がお伺いすることになりました。

まずはお客様に話を聴き、屋根上にあがって状況の確認です。

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以前に修繕した業者は{面戸漆喰の塗り替え}と{コーキング塗り}工事を行っていました。

 

本当ならば、2年ほど前の時点で表面だけの補修ではなく{棟の積み替え工事}をするべきだったと考えます。

 

2017413195217.JPG

面戸漆喰に関しては、少し塗り過ぎていますが現状でも大丈夫です。

 

でも、棟瓦がズレている状態で補修を行っている・コーキングの塗り過ぎ・・・

など気になる部分があります。

 

幸いこちらのお客様の家では、雨漏りしていません。

 

確かに気になる部分はありますが、

「現状で雨漏りしていないのに補修するべきか?」

「瓦の一部が割れているが、それが原因で雨漏りはしないのに無理に差し替え工事をするべきか?」

「以前の修繕を行った業者に相当な修繕費を払っているのに、また数年後の今、修繕を行うべきか?」

などと頭の中で色々と考えていました。

 

で、最終の私の結論は{何もしない}です。

確かに気になる部分はありますが、あえて今、工事をする必要はないと判断しました。

 

「万が一、雨漏りや不具合が出た場合はすぐに対応させていただきます。

そして最近来た屋根業者?はプロではないので、不安を煽るような話は無視してください。」とお話しました。

 

お客様はホッとした様子だったので、安心して頂いたと思います。

最近でも多く聞きますが、屋根修理のことをあまり知らない屋根業者には注意ですね。