2021年09月03日
お客様の要望によって、工事内容が大きく変わります
こんにちは。
9月に入って日中の日差しが少し和らいで、真夏を思うと屋根上で動き易くなってきました。
8月中頃の長雨と最近の雨降りで、雨漏りのお問い合わせが増えていますね。
先日は大和郡山市で雨漏りしている屋根の現状確認へ。
まずは家の中に入らせてもらい雨漏りしている部分を確認して、天井の状況を見ます。
天井のシミがある場所から屋根のどのあたりで雨漏りしているのかを予測した上で、屋根の状況を確認します。
こちらは築60年程のいぶし和瓦を葺いている屋根で、数カ所でズレなどがありますね。
瓦の下には葺き土を入れているので、雨漏りしている部分は写真のように雨水が流れた跡と濡れているのがわかります。
雨漏りしている直接の原因は瓦が一枚大きくズレて、その間から瓦の裏側へ水が入ったのですね。
この時に瓦のズレを応急で直して一時的には雨漏りは止まってくれると考えていますが、お客様と必要な部分だけの補修を行うか、全体的な補修を行うかを打ち合わせしていきます。
「どのような補修を行えば良いか」とお客様からよくお聞きします。
私はまずお客様の希望などをお聞きして、その上で数種類の屋根工事の提案を行います。
そしてそれぞれの工事内容と費用を説明して、その中で納得できる工事を選んでいただければと考えています。
・あと何年この家が耐えてくれれば良い
・費用はできるだけ抑えたい
・必要な部分だけを補修してほしい
・今後の事を考えると、今の間に大きな工事を行いたい
等々、お客様には様々な希望や要望があります。
工事後にお客様が「安心できた!」と喜んでいただけるために、打ち合わせの時にできるだけこの声をお聴きするようにします。